雨のち晴れ

死産の手術をしてから、ある時の体の感覚が以前と全く違うようになってしまっていた。

 

そのことを旦那さんに話すと、旦那さんまで落ち込んでいた。

 

だけども、少しずつ感覚が戻ってきて、

やっと昨日今まで通りの感覚になった。

 

やっぱり、怖かったり、罪悪感だったり、体の生理的なものだったり、色々あったんだと思う。

 

戻ってきた感覚に感謝。f:id:watashiwo:20180109061534j:image

長野県「水輪」

2018年。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

年始から今日まで長野県にある「水輪(スイリン)」という施設に泊まって来ました。今は帰りの車中です。

水輪は、とても素敵な施設でした。
食事は10時と18時の1日2回。
完全無農薬の野菜をたっぷり使った自然食が出ます(お肉も魚も出ます)。
この時期は雪で全く見えませんでしたが、無農薬の広大な畑や願いが叶うと言われるストーンサークルもあるそうです。
スタッフには、不登校や引きこもりだった方が住み込みで働いている方もいます。
座禅や気功の無料ワークショップも毎日開催されていて、気軽に参加できました。
施設は天然木がたくさん使われ、暖炉も暖かく綺麗な建物です。

10年前くらいに、稲盛和夫さんが水輪を紹介していたのを何かで読んでいて、いってみたいなぁとは思っていました。11月に友達と飲んでいて「すごくよかったよー!」と聞いたので、冬休みに行くことに決めたのでした。

雪が凄くて寒かったけれど、気が良い場所でゆっくりできました。

何より心に残ったのは、水輪を築いた塩澤さんのご主人との出会いでした。
最初は、料理のシェフかと思いましたが笑。

ご自身のお子さんが生まれるときに脳に障害があり、そこから自ら禅修行やいろんな活動をして、今があるそうです。
もともと理科の先生をされていて、長野の自然教育のこともいろいろとご存知の様子でした。夏もお邪魔して、今度は外で思い切り遊びたいです。

知的で、男性なのに品があって、70歳を過ぎているとは思えないほど若々しくて。いろんなこと聞いてみたいと思ってしまう方でした。

戸隠神社にも近く、神聖な地域でした。ご主人は、日御子社始め、戸隠神社全体にも深く関わってこられたそうです。

初詣に行き、雪で大変でしたが、良い思い出になりました。おみくじのメッセージ「栄旭の昇るが如く、なす事一つとしてならざるはなし。」にも励まされました。8/10には戸隠神社の火祭りがあるそうで、また行ってみたいです。

2018年。また楽しみができました。感謝です。f:id:watashiwo:20180104154942j:imagef:id:watashiwo:20180104154946j:image

初めての夫婦喧嘩

今週、初めて夫婦喧嘩らしい喧嘩をしました。

結婚11年目にして初めてです。

 

私たち夫婦は、付き合った時から、お互いを尊重するというか、「したいようにしたらいいよ」というスタンスがありました。

特に、旦那さんは、「まるごと全てを受け入れるよ」というスタンスが強い人で、私がとんなにわがまをしても、怒らずにいる人でした。

 

ただ、旦那さんも人間ですから、イライラしたり、怒鳴ることもあるけれど、それは我が子に対してだったり、私に面と向かって言うことはありませんでした。

 

私は、それが寂しいと感じていました。

ちゃんと向き合っていないような気がしていたからです。

 

でも、この前、初めてちゃんと喧嘩できました。

 

旦那さんの娘に対する教え方が嫌だったので。

結局、そこのところはお互いに違う考えなので、仕方ないということになり、終わりました笑。

 

子どもが考えようとしているのに、先に答えを言ってしまう旦那さんに腹が立ったのは、

小学校の時のエピソードが原因だと喧嘩しながら思いました。

 

5年か6年のときに、とても算数が苦手な女の子がいました。

その子に教えるときに、大体の友達は、要領が悪くて諦めて答えを言っちゃうか、投げ出していたんです。

でも、私はその子に分かった!って思ってほしくて、どうしたら分かるかを考えてヒントを出していたんです。

すると、その子が自信なさげに答えを出して、それが合っていた時、私がめちゃくちゃ嬉しかったのです。この喜びにより、教える楽しさ、を知ったのでした。

 

だから、その喜びを旦那さんに奪われたのが私は嫌だったんだなぁ、と思いました、今笑。

 

まあ、晴れて私たち夫婦も喧嘩ができて、また一つ成長できたと思います。

 

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心地よい自分らしさを大切にしたい。

土曜日にソウルセラピーを受けてきました。

以前にもお世話になっていて、私にとって、信頼のおけるセラピストの方です。

亡くなった赤ちゃんのメッセージを聞きたくて。

 

分かったことは、メッセージは、もうすでに受け取っていること。

綺麗な川を見たり、「ママはもっと自信をもっていいよ」と声が聞こえたり、それだけで十分だと。

 

さらに、「ワクワクすることしなきゃ」と焦ることはないよ、と教えていただきました。

 

ちょっとびっくりしたけれど、私にとって心地よい感覚を思い出すことができて、とても良い機会でした。

 

なんというか、キラキラして活躍している人気者を見ると、つい、「私も同じようにしなきゃ」と焦って、怖くても無理してチャレンジし過ぎてしまうところがあるんですよね。

 

でも、自分にとって心地よい安心感も大事。

 

だから、無理せずに、自分の真ん中を感じていこう。

 

私のど真ん中のクリスマスプレゼント🎁f:id:watashiwo:20171225225429j:image

 

 

報告してきました。

今日は、寒いけれど、とてもいいお天気で。

朝から電車と新幹線に乗り、故郷にいる両親とご先祖様、産土神に報告してきました。

 

新幹線に乗るのに、品川から東京行きの新幹線に乗り間違え、予定より一時間も遅い到着になってしまいましたが(*´Д`*)

 

新幹線に乗りながら、緊張して、ドキドキしていました。

 

故郷の最寄駅に着き、バスで帰ろうと思ったのですが、、、。

さすがの田舎です。バスが来るまで40分以上あったので、めちゃくちゃドキドキしたけれど、母に電話をしました。

 

「あのさー、会って報告したいことがあって。」

「は!?」

「今駅にいるんだけど。」

「仕事は!?」

話が飲み込めないみたいなので、

電話で事情を説明し、迎えに来てくれました。

 

産むことを反対された赤ちゃんが死んでしまったこと。手術のこと。仕事のこと。火葬したこと。お墓のこと。旦那さんのこと。車の中で詳しく話しました。

 

「なんだか信じられないねぇ。」という反応でしたが、心無いことは言われずにすみ、ほっとしました。

 

家に着き、御墓参りをしたいと言うと、お線香を用意してくれて、やっぱり優しい人です。

 

来客中の父にも報告すると、軽く説話をされましたが、スルー。

 

「神社にも行ってくる」と言うと、

「やめておけ」と父は言いましたが、

母は、

「気がすむようにした方がいい。」と背中を押してくれました。嬉しかったです。

 

やっぱり、親が好きでたまらないんですね、私は。

だから腹が立つんだな、なんて思ったり。

 

お墓の掃除もして、お線香もあげて、お祈りしていたら、母から電話が。

歯医者の予定があり、もう駅に送らないと、とのこと。

 

急いで神社へお参りして、お賽銭も神社ミッションもして、大きい杉の木の写真を撮って、車へ。

 

帰り道、いつものように母の愚痴みたいな家族の話を笑って、なんかいつも通りで。

 

結局親子なんだよなぁ。

 

まぁ、許せないけど、親子なんだよなぁ。

そこは、もう諦めるしかない。

 

今年は帰省しないけれど、、、また気が向いたら帰るかな。

 

でも、本当にちゃんと会って報告できて、よかったー!!

 

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許せないままの自分で。

電車に乗って、故郷へ向かっている。

不思議と、心は軽やかだ。

昨日の夜まで、どこかで「親を許さないといけない」「大切にしないといけない」と思っていた。

でも、昨日の夜、尊敬するセラピスト棚田克彦さんからのメルマガが届いた。しかも、そのタイトルは、「親を許せない時の対処法」だった。

思わずすぐに読んでみると、こう書かれていた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
結論からいうと、 「親は許さなくていい」のです。
 
よくカウンセリングなんかでは、 怒りや憎しみを抱えていては幸せに なれないから、親を許しましょう
 
なんていいますよね。
 
実は親を許すと
幸せになれないんです。


まず、親を許すためには、 私達はなにをしなければならない のでしょうか?
 
親を許すためには、親よりも高い立場
から見ることになり、許しを下の者に
与えるということをすることになるの
です。
 
許す時には、これが必要になってきます。
 
なにをやっているかというと、 自分の生命の源である、愛情を受け 取るはずの親を許すためには、自分 よりも下に置くわけです。
 
それはある意味では、自分が神様に なるようなことをやっているのです。
 
愛情は、下の者から上の者に流れる ことができないので、上の者(=あなた) は親の愛情を受けとることが できなくなってしまうのです。
 
そうやって生きている人は、
世の中の誰と接していても、
自分を優越する立場に置きがちです。
 
ですので、いつも孤独なので周り からの助けを得られることができなく なってしまうのです。
 
だから、親は許さなくていい。
 
憎いということは、自分はそれくらい、 本当は両親のことを愛していたんだ という気持ちに気がついてください。
 
憎いなら憎い。 嫌いなら嫌い。
 
両親を許せない、そのままの自分を 受け止めてください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これを読んで、少しホッとした。
親を許せない自分のまま、赤ちゃんの報告だけしてこよう。

そして、自分の産土神(うぶすながみ)のいる故郷の神社へお参りしてこよう。

楽しみ。

赤ちゃんとのお別れ。

今日は、黒い服を着て、火葬場へ。

小さな棺の中に眠っている赤ちゃんと一緒に。

火葬場に着くと、職員の方より「ご焼香を」と丁寧に声をかけていただく。
家族みんなでご焼香をして、最後のお別れをする。
赤ちゃんは、小さいので、大人とは別の釜で焼くとのこと。

30分、待合室でカードゲームなどしてみんなで待った。30分はあっという間に過ぎた。

 

そして、焼かれた骨に会う。

とてもとても小さかったけれど、ちゃんと骨がわかって、嬉しかった。
足の骨、肋骨、骨盤、背骨、頭蓋骨・・・。
「この骨は〇〇部分の骨です。」と職員の方が説明をしてくださった。
箸と箸で骨壷へ入れる。
骨壷には、旦那さんが考えてくれた素敵な赤ちゃんの名前が刻まれていた。ちゃんと、生きていた人格だったんだと証明してもらえているようで、すごく嬉しかった。

魂が骨にあるわけではないのかもしれないけれど、こうして、気持ちを込めて送り出すって大切だと思う。

家族でちゃんと送り出すことができて、本当に良かった。

 

私の中では両親と姉のことがまだ引っかかっている。
でも、明日行動してみよう。
また失敗するかもしれないけれど、大丈夫。

きっと赤ちゃんも見守ってくれている。

 

「妻に龍が付きまして・・・」の本を夢中で読了。
明日、故郷の神社と先祖のお墓に行って、今までのお礼を伝えたい。
両親に会えなくても、それだけはしっかりしてきたい。

さあ、寝よう。

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