赤ちゃんとのお別れ。

今日は、黒い服を着て、火葬場へ。

小さな棺の中に眠っている赤ちゃんと一緒に。

火葬場に着くと、職員の方より「ご焼香を」と丁寧に声をかけていただく。
家族みんなでご焼香をして、最後のお別れをする。
赤ちゃんは、小さいので、大人とは別の釜で焼くとのこと。

30分、待合室でカードゲームなどしてみんなで待った。30分はあっという間に過ぎた。

 

そして、焼かれた骨に会う。

とてもとても小さかったけれど、ちゃんと骨がわかって、嬉しかった。
足の骨、肋骨、骨盤、背骨、頭蓋骨・・・。
「この骨は〇〇部分の骨です。」と職員の方が説明をしてくださった。
箸と箸で骨壷へ入れる。
骨壷には、旦那さんが考えてくれた素敵な赤ちゃんの名前が刻まれていた。ちゃんと、生きていた人格だったんだと証明してもらえているようで、すごく嬉しかった。

魂が骨にあるわけではないのかもしれないけれど、こうして、気持ちを込めて送り出すって大切だと思う。

家族でちゃんと送り出すことができて、本当に良かった。

 

私の中では両親と姉のことがまだ引っかかっている。
でも、明日行動してみよう。
また失敗するかもしれないけれど、大丈夫。

きっと赤ちゃんも見守ってくれている。

 

「妻に龍が付きまして・・・」の本を夢中で読了。
明日、故郷の神社と先祖のお墓に行って、今までのお礼を伝えたい。
両親に会えなくても、それだけはしっかりしてきたい。

さあ、寝よう。

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