許せないままの自分で。
電車に乗って、故郷へ向かっている。
不思議と、心は軽やかだ。
昨日の夜まで、どこかで「親を許さないといけない」「大切にしないといけない」と思っていた。
でも、昨日の夜、尊敬するセラピスト棚田克彦さんからのメルマガが届いた。しかも、そのタイトルは、「親を許せない時の対処法」だった。
思わずすぐに読んでみると、こう書かれていた。
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結論からいうと、 「親は許さなくていい」のです。
よくカウンセリングなんかでは、 怒りや憎しみを抱えていては幸せに なれないから、親を許しましょう
なんていいますよね。
実は親を許すと
幸せになれないんです。
まず、親を許すためには、 私達はなにをしなければならない のでしょうか?
親を許すためには、親よりも高い立場
から見ることになり、許しを下の者に
与えるということをすることになるの
です。
許す時には、これが必要になってきます。
なにをやっているかというと、 自分の生命の源である、愛情を受け 取るはずの親を許すためには、自分 よりも下に置くわけです。
それはある意味では、自分が神様に なるようなことをやっているのです。
愛情は、下の者から上の者に流れる ことができないので、上の者(=あなた) は親の愛情を受けとることが できなくなってしまうのです。
そうやって生きている人は、
世の中の誰と接していても、
自分を優越する立場に置きがちです。
ですので、いつも孤独なので周り からの助けを得られることができなく なってしまうのです。
だから、親は許さなくていい。
憎いということは、自分はそれくらい、 本当は両親のことを愛していたんだ という気持ちに気がついてください。
憎いなら憎い。 嫌いなら嫌い。
両親を許せない、そのままの自分を 受け止めてください。
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これを読んで、少しホッとした。
親を許せない自分のまま、赤ちゃんの報告だけしてこよう。
そして、自分の産土神(うぶすながみ)のいる故郷の神社へお参りしてこよう。
楽しみ。